Event Report

学びの森のママまつり 2021 ~暮らしのSDGs~

    イベント概要

    • 開催趣旨

      様々なSDGs関連イベントが日本橋エリアで一斉に開催される「日本橋サステナブルWeek」の一環で開催された、ママたちによるママのためのイベント。蜜を避ける目的で2会場に分かれてプログラムを展開した。

      開催目的

      • ・親子に学び&遊びコンテンツの提供
      • ・日本橋の企業&商店のSDGs発信強化

      開催規模

      参加者数:のべ5,000人(週末2日間)

    • 開催概要

      共 催:一般社団法人 日本橋室町エリアマネジメント、NPO法人 チルドリン
      後 援:林野庁、中央区、公益財団法人 母子衛生研究会
      日 程:2021年11月27日(土)〜 11月28日(日)
      会 場:COREDO室町テラス 大屋根広場、江戸桜通り 地下歩道
      参加費:無料

    イベント会場利用

    • ❶ COREDO室町テラス 大屋根広場・・・ステージ、マルシェ、EV展示
    • ❷ 江戸桜通り 地下歩道・・・マルシェ、木育広場

    大屋根広場にはステージが設置され、ダンスや楽器演奏のパフォーマンスが披露された。感染症対策の一環で動線設計された会場内には、出展用ブースが設けられ、来場者は多様なコンテンツを楽しむことができるゾーンと化した。

    地元・日本橋の企業ブースに、老舗ブランド・にんべんが出展。かつお節削り体験という食育コンテンツが子どもたちに提供された。

    車載用リチウムイオン電池の生産・開発を行なう「プライムプラネットエナジー&ソリューションズ」の協力により、生活で身近な果物・野菜を用いた「くだもの電池」のワークショップが開催。子どもたちがクリーンエネルギーを楽しみながら学ぶ場が展開された。

    イベントのハイライトの1つは、子どもたちによるダンスパフォーマンス。大屋根広場の仮設ステージ周りには通行人含めて多くの人が集まった。

    子どもたちに負けじとママたちもフラダンスをステージ上で披露した。フラダンス以外にはゴスペルサークルによるパフォーマンスも行なわれた。

    普段はワーカーや買い物客が通り過ぎる地下歩道を、『ママまつり』がジャックし、マルシェや木育広場が展開された。

    冷たいコンクリートでも肌触りの良い木板を広げれば、そこは子どもたちの最高のプレイグラウンド。飽きることなく黙々と遊ぶ姿が印象的だった。

    出展者インタビュー

    プライム プラネット エナジー&ソリューションズ株式会社
    経営戦略本部 事業企画室 主任
    鈴木一裕様


    出展の狙いや背景
    「私たちプライムプラネットエナジー&ソリューションズは、安心・安全・高品質な電池でモビリティの電動化を推進し、クリーンなエネルギーで社会に貢献することを目指しています。今回、本社を構え日々お世話になっている日本橋および地域の皆様への恩返しのため出展させていただきました。

    『暮らしのSDGs』というイベントコンセプトのもと、身近なくだものや野菜を材料にした電池実験ワークショップを通じて、子どもたちに実験の楽しさや科学への興味関心を持ってもらいたいと考えました。結果として、多くの子どもたちに楽しんでいただき、逆に私たちもたくさんの元気をもらいました。今後も、様々な活動を通じて日本橋を盛り上げるお手伝いをさせていただきたいと思います。」

    主催者インタビュー

    NPO法人 チルドリン
    代表理事
    蒲生美智代様


    開催趣旨・感想
    「私たちNPOチルドリンは、子育て中のママが仲間や地域とゆるやかに繋がり、楽しみながら学べるイベントを企画・運営しています。今回は、『ママと子どもの暮らしのSDGs』と題して、ママ目線でSDGsを生活に取り込めることを目指したイベントを2日間に渡って開催しました。多くの出展者が創意工夫した商品やコンテンツを準備してくれたので、しっかり集客できました。

    良かったことは、感染症対策に気を配りながら、子ども達に発表の場、学びの場を提供できたことです。色んなことが制限されてきた子ども達にチャンスを与えることができ、嬉しく思っています。

    日本橋は五街道の起点ということもあり、ここから全国に発信するには最適なロケーションです。私たちは全国に仲間がいるのですが、コロナがすこし落ち着いたタイミングでリアルイベントを開催できたことで、人との関わり・出会いの素晴らしさを伝えられたと実感しています。」

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